2019年03月27日
進捗状況
板塀工事です。
最初の写真は塀の倒れ止めの金物。二枚目は建具の引戸のためのレールです。
このようなものを先に取付しておかないと後ではできません。
3枚目と4枚目は板塀を作っている途中です。
さて仕上がりはどのようになるのか。楽しみです。
2019年03月26日
棕櫚裏床
畳の裏がこのように茶色。
これは棕櫚(しゅろ)を畳の裏にはっています。これによって、湿気に弱いわらを守っています。
棕櫚とは、よく日本庭園の柵で、木材どうしをくくる材料として使われていて、耐久性の高い材。
ヤシ科の植物で、ヤシの木だと思っているものはもしかしたらシュロなのかもしれません。
このようにしている畳は高級らしく。
言われなくても高級感がプンプン匂ってきます。
このような畳があることを知りませんでした。
奥が深い。
2019年03月25日
外部階段
以前投稿した、外部階段が完成しました。
ささら板(段板を支える部材の総称)を鉄にしました。
その鉄もただ塗装したのではなく、亜鉛メッキを施すことでサビにも強い加工を行っています。
最初はささら板も木製で。と思いましたが、それだと数年で壊れてしまう可能性があるので、耐久性の高い加工を施した鉄を選択しました。
段板は杉の間柱材。つまり、一般的によく使われている材を使っています。
特に塗装もせず、悪くなればすぐに取り替えれることを念頭においています。
ここの家には暖炉があるので、悪くなれば薪として利用するというもくろみです。(笑)
つまり、構造材は長年持つもの。そのほかは取替可能にしたわけです。
一生持つというのは、理想で、必ず劣化しましので、そこの考え方を整理することは重要です。
2019年03月24日
2019年03月23日
2019年03月22日
束石
改装現場では、床下地材である大引きを支えるために、束石を新たに据えることが良くあります。
その場合には写真のように、束石の下に砂利を敷いて、締固めます。
これをすると束石は沈みにくいのもありますし、何より束石の高さを決めるのに楽なわけです。
これは大工さんから教わった知恵。
やはり現場を経験している人に教わるに限るわけです。
2019年03月21日
枕木
線路の鉄のレールを下支えしている木材を枕木と言います。
これは鉄道の荷重や、振動を支えるために、レールよる沈み込みをしっかりと地面に分散させて伝えるために使われています。
常に雨にさらされているために雨に強い木が使われており、昔は栗、檜、ヒバ、ブナが使われていました。それでも、十数年すると取り替えをしなければならなかったので、近年では防腐処理をおこなっているものや、外材を使っているようです。
最近は、その特性を生かして、造園の為の材として使われるようになっています。
この写真の擁壁の上に乗ってるのも枕木です。
今はその使われ方は一般化してますが、どちらが先に使われていたのか。
2019年03月20日
2019年03月19日
左官工事~漆喰
今日から左官工事です。
下地処理を行います。
ボードのジョイントにテープを貼ります。これをしないと、継ぎ目が割れてきます。
このように処理をしていても、例えば乾かす時間を間違ったりすると継ぎ目がわかったりします。
全ての工事に言えますが、下地処理を怠るとえらいことが起きます。
モノは人より正直なので、ちゃんと教えてくれます。
ジョイントにテープを貼ったのちに、漆喰を塗る前の下地処理材をつけていきます。(1枚目が塗り始めた状態、2枚目が乾き始めた状態)
これは、左官材は水を含んだ材料なので、壁の吸い込み具合によって仕上がりが大きく変わったりします。
その吸い込みを調整するために下地処理材をつけておくわけです。
これが乾いた後に、漆喰を塗ります。(3枚目)更に、漆喰が少し乾いてきたタイミングを見計らって、鏝で押えて仕上げです。(4枚目)
シャーシャーと乾いた音が出ます。
さて仕上がりはどのようになるのか。楽しみです。
2019年03月18日
カーペット工事
カーペットを貼っています。
糊を先端がひだ状になっているへらで、均等に延ばしていきます。
トリックアートみたいです。
延ばしたところで、貼っていきます。
木のへらのようなもので、しわにならないように押さえつけていきます。
携帯電話の破損防止シートのようなイメージですね。
このようになりました。
掘りごたつのある箇所にはプッシュ式のつまみをつけています。
これで、床もふっらとに仕上がりました。
糊を先端がひだ状になっているへらで、均等に延ばしていきます。
トリックアートみたいです。
延ばしたところで、貼っていきます。
木のへらのようなもので、しわにならないように押さえつけていきます。
携帯電話の破損防止シートのようなイメージですね。
このようになりました。
掘りごたつのある箇所にはプッシュ式のつまみをつけています。
これで、床もふっらとに仕上がりました。
2019年03月17日
下地処理
屋根の葺き替え工事の下地工事を行っています。
元々、瓦屋根だったので、下地に土が使われていました。それを全ておろすと、軒先は写真のようになります。
このまま、新しい屋根を葺くと、軒先があたってしまいます。
そこで、
①高さ調整
②土による断熱効果
以上の理由で、最初に写真のように
断熱材と胴縁を使います。
2019年03月16日
白
写真だと少しわかりにくいですかね。
実感しました。
床が白くなり、天井が白くなると明らかに明るくなりました。
この居室の場合は、サンルームとして使うので、なかなか効果があったと言えます。
壁が白くなると、さらなる変化があるはずです!!
2019年03月15日
Replan リプラン関西
雑誌に掲載されました。
この雑誌の出版社は北海道にあり、主に高断熱・高気密の住宅を紹介し、北海道及び東北地方に向けた雑誌の出版を行っていました。
この度(と言っても今回は第二段になるのですが)、関西版を出版することになり、弊社の物件が紹介されることになりました。
弊社が紹介した建物は高断熱・高気密とは違う考え方で作られている建物です。キーワードは「着せ替え住宅」。
書店に行かれましたら、ご覧になっていただけると幸いです。
http://web.replan.ne.jp/content/bookcart/b3toku/ks2/index.php
2019年03月14日
面格子
面格子をいれました。
デザインはもちろんのこと。
サッシの寸法。
網戸を外せるか。
どの程度のピッチで縦子をつけていくか。
どのようにしてとめるのか。
などを考えて、決めていきます。
本質としては安全性、生活を重視します。
しかし、牢獄みたいな面格子だと悲しいので、美しさを考えて決めていきます。
今回はサッシ上に庇があったため、面格子を庇に引っ付けたデザインとしています。
それにより、サッシ上の白い壁を隠して、一体感を出しています。
今写真をみて、左右の白い壁が気になりましたが、そこは次回の課題とします。
デザイン重視で無駄に材を足すのもどうかと。など思うと難しい選択。
さて、この面格子の止め方ですが。
いずれのメンテナンスのために、取り外し可能にしておかなければなりません。
そこも、重要なポイントです。そこは防犯性のことと考慮して、非公開とさせていただきます。(笑)
2019年03月13日
パッキン材
先日の投稿の続き
最終的に段差ナシの床にするために、下地を作っていきます。
写真のように仕上げの高さから逆算して下地の木材を打ち付けていきます。
赤く囲っているのがそのための木材。
一般的に流通している木材を使います。しかし、それだけでは高さが揃わないので
写真のように間にパッキンを挟んでいきます。
これを挟みながら、床の下地材を組んでいきます。
その下地の上に、ベニヤ板
※構造用合板だったり、ラワンベニヤだったり、それは仕上げ材によります。
今回はカーペット仕上げなので、ベニヤ板を選択しました。
後は仕上げ工事だけになります。
最終的に段差ナシの床にするために、下地を作っていきます。
写真のように仕上げの高さから逆算して下地の木材を打ち付けていきます。
赤く囲っているのがそのための木材。
一般的に流通している木材を使います。しかし、それだけでは高さが揃わないので
写真のように間にパッキンを挟んでいきます。
これを挟みながら、床の下地材を組んでいきます。
その下地の上に、ベニヤ板
※構造用合板だったり、ラワンベニヤだったり、それは仕上げ材によります。
今回はカーペット仕上げなので、ベニヤ板を選択しました。
後は仕上げ工事だけになります。
2019年03月12日
掘りごたつ
畳敷きの部屋をカーペットへ。
掘りごたつのある畳部屋。しかし、掘りごたつのある場所はただの白い板(シナランバー)で仕上がっているため、絨毯で隠さないと人には見せれない仕様に。更に、畳と板の間には木の分厚い見切りがあるために、床に微妙な段差がある始末。
小さい声で言いますが、少しお粗末な仕上げ方。(笑)
そこで、いっそ畳をやめてカーペットにしましょうというお仕事。
勿論掘りごたつは残しつつ、段差解消を行いながらの床下地工事となるわけです。
畳をどけている途中。
さてこの縁はどうのようにしてとまっているのか。
私はしっかりと釘などで止まっていると思っていました。
このようにあっさりとはずせます。
つまりほとんどの場合は固定されていないようなのです。
畳がはいると動かなくなるので、固定までする必要がないということです。
確かに、動かなければ釘などで止める必要はありませんよね。合理的です。
さて仕上がりは後日アップします。
お楽しみに。
掘りごたつのある畳部屋。しかし、掘りごたつのある場所はただの白い板(シナランバー)で仕上がっているため、絨毯で隠さないと人には見せれない仕様に。更に、畳と板の間には木の分厚い見切りがあるために、床に微妙な段差がある始末。
小さい声で言いますが、少しお粗末な仕上げ方。(笑)
そこで、いっそ畳をやめてカーペットにしましょうというお仕事。
勿論掘りごたつは残しつつ、段差解消を行いながらの床下地工事となるわけです。
畳をどけている途中。
さてこの縁はどうのようにしてとまっているのか。
私はしっかりと釘などで止まっていると思っていました。
このようにあっさりとはずせます。
つまりほとんどの場合は固定されていないようなのです。
畳がはいると動かなくなるので、固定までする必要がないということです。
確かに、動かなければ釘などで止める必要はありませんよね。合理的です。
さて仕上がりは後日アップします。
お楽しみに。
2019年03月11日
屋根解体
今日は屋根解体。
朝から瓦上げ機を設置。
これがないと屋根の作業ははかどりません。
昨年の台風復旧の影響で、この機械も借りれる会社が減っています。
なんとか借りれましたが、助かっています。
今週は屋根工事週間。報告していきます。
ところで、こんなことになっていました。
瓦の下が、鳥の巣祭。
こんなことあるんですね。
屋根と土の間に隙間があった証拠ですね。
2019年03月09日
プロジェクター
これは面白い。
赤外線センサーにより机に投影されたインベーダーゲームを指先で操作できます。
このプロジェクターは、壁の投影させて、ジェスチャーによって操作もできる機械。
ボタンで操作が主流だった時代から、映画の世界が実現されていきます。
建築の世界でもこのような機能に対応した設備計画が必要になります。
楽しみです。
https://www.sony.jp/xperia-smart-products/products/G1109/?s_tc=st_adv_ad_xperia-xpspjrny000_D_00-00-00_se_pc_tx_A4860&utm_campaign=st_google_xperia000_D_00-00-00_se_pc_tx_xperia&utm_source=ad&utm_medium=adv&gclid=EAIaIQobChMI2enAna764AIVlLaWCh05eg0wEAAYASAAEgLcxfD_BwE
2019年03月07日
温度計
これ温度計。
夏は落葉が葉っぱに変わります。
今日は寒そうだな。とか、暑そうだなだと言った
感覚的な温度感や身体感覚を見えるようにしてくれてるアイテム。
面白いですね。
http://h-concept.jp/fs/hshop/c/leaf
2019年03月06日
祝上棟~槌打ちの儀
先月、新築現場の上棟がありました。
こんな奇跡のショットを公開します。
これは、弊社が上棟の際に必ずやります。
「槌打ちの儀」=ウチウチノギ
という儀式。
この儀式は、現場監督(棟梁が一般的かもしれません)が「千歳棟(せんざいとう)・万歳棟(まんざいとう)・永永棟(えいえいとう)」と声を発し、棟木(むなぎ)を打ち固める儀式です。千年も万年も永遠に、この家が丈夫で、家族が幸せに過ごせるようにとの願いが込められています。
現在のおいては、家造りは先代の努力により、当たり前のように家が出来上がっていますが、昔は棟が上がることは、簡単ではなかったことが想像できます。
このような儀式は今となっては形式的なものかもしれませんが、これをすると少しだけ身が引き締まる思いになります。
この気持ちを忘れずに、現場を管理していかなければなりません。
こんな奇跡のショットを公開します。
これは、弊社が上棟の際に必ずやります。
「槌打ちの儀」=ウチウチノギ
という儀式。
この儀式は、現場監督(棟梁が一般的かもしれません)が「千歳棟(せんざいとう)・万歳棟(まんざいとう)・永永棟(えいえいとう)」と声を発し、棟木(むなぎ)を打ち固める儀式です。千年も万年も永遠に、この家が丈夫で、家族が幸せに過ごせるようにとの願いが込められています。
現在のおいては、家造りは先代の努力により、当たり前のように家が出来上がっていますが、昔は棟が上がることは、簡単ではなかったことが想像できます。
このような儀式は今となっては形式的なものかもしれませんが、これをすると少しだけ身が引き締まる思いになります。
この気持ちを忘れずに、現場を管理していかなければなりません。