堺で自然素材の住まい造りをする工務店

今の建物はシンプルであまり着飾ることをしませんが、その方向とは向きを変えているようなことをしています。


これはあるお宅の壁です。

写真に赤いラインが描かれています。



見てください。

これで仕上げではありませんが（続きはまたお話します）、ステンドグラスに使われているガラスを三角形に切り刻み壁に貼付けています。

リーダー吉村美しいの指示を元に、お施主様と一緒になり、
※リーダー：あとりえ庵さんです（http://atelieran1.blog41.fc2.com/）鉄やガラスを用いて文字を表現なさっているアーティストさんです。弊社でも、公私共にいいお付き合いをさせていただいています。

「あーでもない」
「いやいやそこはこうでしょう」
「そうそう」
「だいぶ成長してきましたね」

と、社交辞令が一切なく、わいわいやりました。

今の建物では、プロ以外の方が施行することは難しいもので、お客さんが蚊帳の外のようになっていることもあると思います。
「あーでもない」、「こーでもない」と図面上だけでなく、モノに手で触れてつくっていくことが、相乗効果を生み出して、いいモノが出来る気がします。

しかし、ここで大事なのは陣頭指揮をとってくれるリーダー的存在は大事です。ここがプロの関わるべき役割なのだと思います。間違ってはいけないのは、その人がいないと、まとまりのないモノができます。

モノづくりについて少し考えさせられました。