2020年12月29日
冬季休暇のお知らせ
昨日は会社の大掃除でした。
1年間大変お世話になりました。
コロナ禍、緊急事態宣言により、材料調達に大変苦労しましたが、その後は問題なく進めることができました。
まだまだ気を抜けませんが、変わらず住まい造りのために邁進してまいります。
冬季休暇
12/29〜1/5
Posted by s-syu at
09:31
│Comments(0)
2020年04月27日
塀の改修
室内の改修に伴ってプライバシーの確保の理由で、
塀の改修を行いました。
依頼内容としては塀を高くすること。
既存のブロック塀をすべて壊すとなると費用の負担が大きいため、できるだけ既存の塀を利用して上に新しい塀を乗せることが必要でした。
しかし、既存のブロック塀は非常に薄く、鉄筋が入っているのかもわからず、構造的信頼性がありません。
そこで、既存の塀にのっているかのように、自立した構造の塀を考えて作りました。
これが改修後の塀です。
これだとどのように自立しているのかわかりません。
裏を覗くとこのよになっています。
つまり、裏側で鉄製の控えを設けています。
この塀はほぼ、この控えで持っているといっても過言ではありません。
以下は施工プロセス
既存のブロック塀に、御影石の土台を乗せて、柱を立てていきます。
この御影石が重たいのなんの。しかし、自力で運びました。
桁をつないでいきます。
間柱もたてて、構造用合板で一体化していきます。
鉄製の控えをつけて、防水紙を巻いていきます。
最後は左官で完成です。
2019年12月29日
冬季休暇のお知らせ
1年間お世話になりました。
来年も変わりなく、住まいのプロとして精進してまいります。
冬季休暇
12/29〜1/5
最近させていただいた建具です。
取手や蝶番などディテールが可愛らしいモノに。
来年も変わりなく、住まいのプロとして精進してまいります。
冬季休暇
12/29〜1/5
最近させていただいた建具です。
取手や蝶番などディテールが可愛らしいモノに。
Posted by s-syu at
17:44
│Comments(0)
2019年10月11日
加工中
改装現場で使う木材を加工しています。
化粧梁の加工と浮造り加工。
どのように使われるかは後のお楽しみ。
木材の使い方は、実は多様だなと思います。
論理的には不必要な事でも、お客さんの想いや遊び心で、新たしい試みができます。
いつも決まりきったおさまりの仕事をしていると、本来のモノづくりの楽しみを忘れがちなので、
このような試みをさせてもらえるのは本当にありがたいです。
仕上がりが楽しみです。
2019年10月02日
大きな梁
新しく始まった現場で、天井を解体したらとても大きな梁が。
4550mmの大きな空間を支える梁なので、梁の幅も150mm。
2間(3640mm)以上の場合は梁の幅を大きくしないと梁が垂れるんやで。と大工さんには教わっていましたが、実物を見たのは初めて。
想像以上の大きさで迫力満点の梁。
Posted by s-syu at
12:21
│Comments(0)
2019年08月01日
仕上げ前
左官工事や塗装工事、そしてクロス工事など、仕上げる前の段階に入ると
あらかたその家の空間の大きさ、プロポーション、デザインがわかってきます。
そのため、今まで入念に決めてきた内容に齟齬がないのか、確認しきていきます。
そこで、もう少しこうだったらや、うまくいったなと自分をほめたり、諦めきれずに
職人さんにお願いして、変更してもらう場合もあります(これは滅多にしてはいけません)
よしこのトップライトはきいているな。
階段下のスリット上の開口は空間が緩やかにつながっているな。
階段と廊下をつなぐ開口、無理を言ってやってもらってよかったな。
このように確認していきます。
無事に、やるべきだと感じた内容は、おおむね間違いでなかったと感じます。
あちゃー箇所はブログでは公開できませんが、、、
あらかたその家の空間の大きさ、プロポーション、デザインがわかってきます。
そのため、今まで入念に決めてきた内容に齟齬がないのか、確認しきていきます。
そこで、もう少しこうだったらや、うまくいったなと自分をほめたり、諦めきれずに
職人さんにお願いして、変更してもらう場合もあります(これは滅多にしてはいけません)
よしこのトップライトはきいているな。
階段下のスリット上の開口は空間が緩やかにつながっているな。
階段と廊下をつなぐ開口、無理を言ってやってもらってよかったな。
このように確認していきます。
無事に、やるべきだと感じた内容は、おおむね間違いでなかったと感じます。
あちゃー箇所はブログでは公開できませんが、、、
2019年07月10日
下地って
天井の下地です。ボードのサイズに合わせて、どのようなピッチで、どこにビスをうつのか。基準があります。
写真のメジャーをかざしている箇所だけ、その他の下地とサイズが違います。
①ボードのジョイントから空気が漏れないようにする。
②クロスなどの仕上げをした場合にジョイントが出にくいようにする。
以下の理由で、幅の広い材を使います。
次に
これは天井の石膏ボードから、板がこんにちはしているのがわかりますか。
これは壁のボードを貼るための下地材として前もって合板を打ち付けておきます。
このような作業を積み重ねていくわけです。
大工さんの頭は仕上げに向けて、如何に無駄のない動きでできるかを考えています。
下地の美しさは、大工さんの能力の判断基準だと思います。
2019年06月28日
2019年06月25日
目隠し塀
台風で吹っ飛ばされた目隠し塀。
お風呂場の前の塀のため、重要な目隠し塀
このようなプロセスで出来上がりました。
前の塀よりも足元、形含めて、頑丈に作っています。
そう簡単には飛ばされないはずです。
ちなみに、柱の仕口を披露。このような仕事をすることで、この塀はより凛と頑丈にたたずむわけです。
2019年06月24日
オートクチュール板金
周辺に用いられている既製品の水切りとオートクチュールの水切りをうまくドッキング。
まさか、そのような組み合わせであるとは気付かない可能性があります。
しかし、それをサラッとやったかのようにおさめてしまう板金屋。
素敵過ぎます。
2019年06月19日
素敵な下地
ベランダの防水のために、決められた勾配で、床を作っていくための下地です。
単純な四角い形状のベランダの床に、勾配を作るのは普通の仕事。
この現場は、まずL型、さらに一部が膨らんだ形状をしています。
そして床下地にも段差のある難しい現場。
細かい話は別として、
このような下地を根気よく、そして美しく作ってくれる職人さんは信頼に値すると思います。
素敵シリーズです。
2019年06月18日
素敵な入隅
ベランダの防水を施した後に、水切りを取付するのですが、入隅は防水のせいにより丸く仕上がっています。
そこを板金屋さんがその丸み合わせて水切りを加工してくれています。
マニアックポイントです。
2019年06月15日
屋根梯子
完成から時系列に戻っています。
弊社の標準仕様になり始めている屋根梯子。
3枚目の写真が屋根梯子。垂木を前もって梯子のようにパネル状にしています。
2枚目の写真が、そのパネルを屋根に載せてビスで取り付けます。
すると1枚目のように屋根がすっきり見えます。
この写真は従来の形式です。母屋を持ち出してそこに垂木を打ち付けて決めていきます。
それが悪いわけではなく、家の形態や設計糸意図によりますので、あしからず。
最近はどんどんすっきり見せるのが主流なので、より、薄く、軽く、シンプルにみたいなことなので、
このやり方が選択されてているわけです。
下地の段階で、ちょっとした工夫を重ねないと、思っている形にはならないのが良くわかります。
2019年06月14日
祝上棟
何回立ち会っても、この日の大工さんてすごいなと思える一日。
前後の準備があってこそ、この日を無事に迎えることができるのですが、
その準備を裏切らない、無駄のない動き。無駄のない指示。
この日に、お見合いしたら大工さんいい人見つけることできるんじゃないか(笑)
上棟見合い。
そんなバカみたいなことを思う今日この頃です。
おめでとうございます。
2019年06月12日
防蟻対策
長期優良住宅では、住まいが長持ちするため、つまり劣化対策として、
地盤(正確にはGL)から1m以内の範囲に使われる部材が白蟻対策を講じなければなりません。
以前に話したように、
木×水=白蟻という方程式があります。
そこで、
長期優良住宅における白蟻対策として、
・薬剤処理を行う。
・大きな断面の部材を使う。
・高耐久樹種を使う。
などの決まりがあります。
(細かい話はかなり省いています。専門性が高くなりますので)
弊社では
薬剤処理は効果年数が決まっている。
大きな部材はコスト面と大きな部材を使ったところで、白蟻はそんなに甘くない。
という考えのもと高耐久樹種用いることにしています。
高耐久樹種とはヒノキ、ヒバ、クリなどなど、一般的に雨に強いとされる樹種です。
流通、価格の観点から、ヒノキを用いております。
写真のように、1m以内の範囲ではヒノキの胴縁材を用いて、この決まりに対策を講じております。
2019年06月10日
衝立② 裏打ち
https://shiyu.osakazine.net/e695293.html
以前、投稿した衝立に関して新たな情報。
破れた襖紙に家門の入った写真の下に写っている生地を貼りたいという依頼。
このようなものはハレの日に使うだけで、滅多に表舞台に出てきません。
それが勿体ないというお客様のアイディアで、衝立に貼ることができないかという依頼でした。
これが仕上がり。
柄のある襖紙よりも、グレードが上がったと思います。
ちなみに。
これをするために
裏打ちという手法で、生地の起伏をなくしピンとはりをつけるわけです。
裏打ちした生地を襖紙にはって仕上げています。
これは、これから使えそうな気がします。
以前、投稿した衝立に関して新たな情報。
破れた襖紙に家門の入った写真の下に写っている生地を貼りたいという依頼。
このようなものはハレの日に使うだけで、滅多に表舞台に出てきません。
それが勿体ないというお客様のアイディアで、衝立に貼ることができないかという依頼でした。
これが仕上がり。
柄のある襖紙よりも、グレードが上がったと思います。
ちなみに。
これをするために
裏打ちという手法で、生地の起伏をなくしピンとはりをつけるわけです。
裏打ちした生地を襖紙にはって仕上げています。
これは、これから使えそうな気がします。
Posted by s-syu at
17:27
│Comments(0)
2019年06月08日
基礎断熱
この住まいは基礎断熱を採用しました。
基礎に断熱材をはりつけて、外からの熱を塞ぎます。
青い物体が断熱材です。
計算式によりその厚みは決まっています。
弊社では、初めての試みです。
楽しみではあります。
基礎に断熱材をはりつけて、外からの熱を塞ぎます。
青い物体が断熱材です。
計算式によりその厚みは決まっています。
弊社では、初めての試みです。
楽しみではあります。
2019年06月07日
防湿シート
先月からはじまっている、長期優良住宅の物件。
この家を優良にするための申請書類のまとめ、図面作成に忙殺され、更新をかなり怠っておりました。本日より復活です。
地鎮祭。
防湿シート。
簡単に言うと、固いビニールシートのようなもの。
これを基礎の下に敷き詰めております。
土中の湿気を遮断するために使います。
赤丸の箇所に水滴で出てるのわかります?
このように湿気が上がってきます。
コンクリートは防水機能はありませんので、徐々に湿気が上がってくるということです。
また、弊社ではこのビニールシートは厚手の0.15mmのタイプを使います。
どうしても施工後に職人さんがあるくので、薄手だと破れてしまい、湿気が上がってきます。
このようなことに気を付けながらやっております。
この家を優良にするための申請書類のまとめ、図面作成に忙殺され、更新をかなり怠っておりました。本日より復活です。
地鎮祭。
防湿シート。
簡単に言うと、固いビニールシートのようなもの。
これを基礎の下に敷き詰めております。
土中の湿気を遮断するために使います。
赤丸の箇所に水滴で出てるのわかります?
このように湿気が上がってきます。
コンクリートは防水機能はありませんので、徐々に湿気が上がってくるということです。
また、弊社ではこのビニールシートは厚手の0.15mmのタイプを使います。
どうしても施工後に職人さんがあるくので、薄手だと破れてしまい、湿気が上がってきます。
このようなことに気を付けながらやっております。
2019年04月03日
2019年03月28日
面格子②
以前に投稿した面格子に色を塗りました。
キシラデコール。
とても綺麗な材料なので、塗るのを躊躇しておりましたが、塗るのと塗らないのでは耐久性が大きく違います。
ペンキではなく、木目が見える塗料を選択しているのですが、その塗料に含まれる顔料が耐久性を持たせているようです。
しかし、塗ってもさほど悪くないと思っています。
Posted by s-syu at
19:10
│Comments(0)