2019年06月12日
防蟻対策
長期優良住宅では、住まいが長持ちするため、つまり劣化対策として、
地盤(正確にはGL)から1m以内の範囲に使われる部材が白蟻対策を講じなければなりません。
以前に話したように、
木×水=白蟻という方程式があります。
そこで、
長期優良住宅における白蟻対策として、
・薬剤処理を行う。
・大きな断面の部材を使う。
・高耐久樹種を使う。
などの決まりがあります。
(細かい話はかなり省いています。専門性が高くなりますので)
弊社では
薬剤処理は効果年数が決まっている。
大きな部材はコスト面と大きな部材を使ったところで、白蟻はそんなに甘くない。
という考えのもと高耐久樹種用いることにしています。
高耐久樹種とはヒノキ、ヒバ、クリなどなど、一般的に雨に強いとされる樹種です。
流通、価格の観点から、ヒノキを用いております。
写真のように、1m以内の範囲ではヒノキの胴縁材を用いて、この決まりに対策を講じております。
Posted by s-syu at 19:57│Comments(0)
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